ネット販売のすり替えリスクについて

2019年07月24日(水)

ネット販売のすり替えリスク

アマゾン、メルカリ、ヤフオクとネット販売も色々ありますが、販売側は送った商品に難癖つけられて返品され、違うものを送り返された経験がある方も少なくないのではないでしょうか?

これは、具体的に言うとバック、財布、時計などのブランド品を購入後返品、その後コピー品を返送されたり、家電などは壊れたものや、中身を入れ替えられたものを返送されるという事が多いようです。

販売サイトの運営側は、あくまで第三者のスタンスで、このような詐欺まがいの事があっても、介入せず当事者同士で解決して下さいという方針です。これは一々、保証したり介入すれば時間もお金も幾らあっても足りないですし、そもそも商売としての採算が合わないため致し方ない事です。

そして、犯罪として立件するのも非常に難しいですし、騙された損害も取り戻すのも困難な場合が殆どです。警察は被害届けとしては受理しましが、捜査をする事はありません。
よほど、大掛かりな組織的犯行で被害額も何千万、何億とあれば話は別ですが、個人や小さな商店では被害額もたかが知れています。

要するに泣き寝入りという事です。

弊社も最近、恐らくですが摺り替えられたと思われる事例がございました。パソコンでしたが、比較的新しいもので動作も何度もチェックして問題なかったのですが、壊れていたから返品しますという連絡。戻って来て調べましたが、どう考えても、こんな状態だったかなーという。

特にパソコンなんかは、少し器用な方なら中身を入れ替える位、訳ないですからね。
こういう事例は数パーセント、想定内で予算に入れないと、この商売は出来ません。

まだ、家電程度なら損害も知れてますが、ブランド品だったら目も当てられません。ロレックスの時計だったり、エルメスのバーキンだったら….。 怖っ!

絶対的な対策はありませんが、ブランドだったら必ずシリアルナンバーを控えたり、家電だったら製造番号だったり、写真も細かい部分を撮っておいた方が良いでしょう。

  • B to Cなら、まだしもC to Cの場合は、ある意味、性善説で成り立ってますからね。本当に悪い奴が世の中いますから、ネット売買は今でも要注意です。

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