街の家具店の倒産が急増

2019年11月06日(水)

本日のヤフーニュース「お値段以上」にお手上げ街の家具店で倒産急増、低価格戦略に太刀打ちできず

大変興味深い記事でしたので簡単にまとめて紹介します。

街の家具店の倒産が増えているそうです。その背景には、地元密着で経営を続けてきた「街の家具店」。品揃えで圧倒する大型量販店の台頭に加え、ニッチな高級家具市場と低価格帯市場の二極化が進行したことで、固定客を中心に従来通りの中価格帯で「家具を売る」ビジネスモデルだけでは太刀打ちできなくなったことが主な原因みたいです。

家具業界も大きな変化が訪れているようで、主だってはニトリ、イケア等の大規模家具店の市場独占化、タンスや室内装飾家具の需要が極端に減少した事が挙げられます。

これに加え、ニトリを代表とする低価格化が進んだ事で街の家具店が一気に立ち行かなくなったようです。

記事を観てビックリしたのは、ニトリ一社のシェアが全体の半分くらいまで迫っている事です。確かに買取で伺ったお客様宅では、ニトリ率は極端に高いです。置かれている家具、体感で8割位はニトリのような気がします。

基本的にニトリの家具の造りは非常に悪いです。運搬途中に普通に壊れますからね。ベッドで寝てたら夜、底が抜けたなんていう笑えない話もあります。

消費者も家具選びのポイントは値段で決めているのが大半ではないでしょうか。特に一人暮らしや引越しが多い御家庭は顕著にあらわれます。

街の家具店がニトリに対抗するには、中途半端な価格やデザインでは、まず勝てないと予想できます。

小さな家具店で売れてる店を見てると、いわゆるデザイン性の高いものや、ブランド、こだわりの家具を販売している所です。

あとは、どんな業態もそうですが、お店自体にファンをつけろと言う事ですね。

この辺りはオーナー自身のセンスや拘りが重要になって来ますので、そういう感性がない方は今後、家具店を経営するのは難しいかもわかりませんね。

ただ元々、ニトリも街の家具屋ですから誰でもチャンスはあるということです。ニトリの社長もペガサスクラブでかなり勉強されたそうですから。

最後に一番大事な事ですが、小規模店舗は圧倒的に勉強量が少ない事も挙げられます。私も含めてですが、皆さん頑張りましょう!

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