昔のヤフオクの話 その①

2019年07月15日(月)

昔のヤフオク その①

ヤフーオークションが始まったのは、今から約20年前の1999年9月です。開始当初から出品し始めましたから、もうかなりの年月ヤフオクに関わっている事になります。そのヤフオクの黎明期のお話をシリーズでしていきたいと思います。本日は、その頃のネット環境や電話代のお話です。

まだ、ADSLもない時代、電話接続の時代ですね。電話線のモジュラーをパソコンに差し込んで回線を繋いでおりました。
当時は、23時から8時まで電話代が安いというテレホタイム(テレホーダイ)というのがありまして、当然その時間帯にネットを繋ぐ方が、集中する訳です。

繋がる速度の遅い事、遅い事、オークション出品は基本的に写真をアップしますが、一枚の写真がアップするのに1〜2分は当たり前、時には4〜5分待つなんて事もありました。(待ってる間にトイレなんて余裕で行けちゃいます。)

なので、ひと出品15〜20分位は掛かってましたね。しかも、回線が混み合って途中で切れるなんて事もしょっ中ありました(≧∀≦)

必然的にすごい額の電話代が来るわけです。毎月、4〜5万くらいは請求きてましたね。勘のいい方は、お気付きだと思いますが、単価の高いものを出品しないと、電話代で赤字になっちゃうんです!

当時、比較的単価も高く粗利も結構あったものばかり出品してましたので、儲かりましたが当然、現在のフリマ感覚での出品は無理です。

ただ、敷居が高かった分どんなものでも高く売れた時代です。あの頃、レアなものが出ると二度と出ない感が参加者にあって加熱していたのだと思います。出品が少なかったですから。


ヤフオクが始まって2年後の2001年9月に繋ぎ放題のヤフーBBがスタートし、やっと電話代の心配もしなくてよい時代が来たわけです。その時の喜びは今でも覚えています。
そして、光回線に続くわけですが、今と比べると隔世の感がありますよね。

 

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