無人販売の中古家電リサイクルショップがあるようです。

2023年05月07日(日)

 

無人販売の中古家電リサイクルショップがあるようです。

無人販売のリサイクルショップは無いのかなと、なにげなく検索してみたら東京の大田区蒲田にありました。とは言っても総合ではなく中古家電の無人販売のようです。

紹介記事
https://www.itmedia.co.jp/business/spv/2109/30/news093.html

店名は無人家電店「ゴジユウニ」

24時間営業の完全無人店です。

2021年の9月にオーブン。
販売品目は冷蔵庫、洗濯機、液晶テレビ、電子レンジの4点のみに絞っているようです。お値段も冷蔵庫、洗濯機11000円、液晶テレビ15000円、電子レンジ5500円となっています。

 

年式は少し古めで2014~2019年製らしいです。この年式から考えると仕入れには、殆ど代金はかかっていないでしょう。あと季節商品なんかも、季節ごとに販売するようです。

上記のネット記事から、気になる売上は月40万~50万円だそうです。1ヶ月にかかる経費が20万(仕入れ代金も含む)だそうですので、まずまずではないでしょうか。運営会社は1ヶ月の売上が60万を超えたら2店舗目を考えているようです。

うちもやってみたいなーと色々考えて見ました。まず防犯対策ですが防犯カメラ数台で遠隔から監視すれば問題ないと思います。店内にお客様が入ってきたら、こちらにスマホでお知らせがくるようにして、寝ている時以外は監視できると思います。

金銭の盗難等は支払い端末を置いて支払いしてもらう形で、現金は取り扱わないので大丈夫ですね。無人販売は現金回収ボックスの現金盗難と商品自体を盗むリスクだけだと思うのですが、中古家電は食べるものでは無いので、即効性はないし、生活家電は換金性も余り良いものではないです。ましてや冷蔵庫、洗濯機みたいな大きなものを盗むのも割が合わないですよね。

もし、家電を盗まれるとしたら外人さんとか、本当に困窮して家電も買えない人が、自分で使用するのを目的で盗むのはあるかもしれませんね。どちらにしても元の原価が安いため、被害額は相当小さいものと思われます。
扱う家電の中で液晶テレビが一番危ないとは思いますが、高額なものを置かなければ問題ないでしょう。

 

店舗のオープンに際しての費用ですが、かかっても床とクロスの張替え、蛍光灯、看板くらいですから初期費用も安く済ませれると思います。

一番ネックになるのは店舗自体の家賃だと思いますが、上記の店舗はキャパ的には写真で見ると10坪くらいですから、余程の好立地でなければ家賃も抑えることができると思います。
ただ、立地は若い層の多い流動性の高い地域に出店しないと厳しいかも知れません。

現在、無人販売で頭に浮かぶのは、私の場合は餃子等の食品です。詳しく調べた事はないのですが、手間も含めて利益率は中古家電の方が良いのではないでしょうか。食費を見たいに賞味期限もありませんしね。

リサイクルショップは通常BtoCの場合、店舗販売かメルカリなどのネット販売です。
店舗販売には人件費が掛かるし、ネット販売には手数料が掛かります。どちらにしても販売には経費がかかります。

とすると店舗費用だけで済む無人販売は、かなり魅力があるのではないでしょうか。当店のモットーである出来るだけ経営の無駄を省くというやり方にはドンピシャな販売方法ですね。

今後、よく考えて検討したいですね。

 

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