メルカリの影でモバオクの過疎化が止まらない。

2019年09月16日(月)

最近は、ヤフオクとメルカリの影に隠れてめっきり存在が無くなってしまったモバオクのお話です。

まずはモバオクの説明です。株式会社DeNAが運営しているモバイル向けのオークションサイトです。横浜DeNAベイスターズのオーナー会社という事やモバゲーでお馴染みですよね。

モバオク開始は2004年です。当時はまだスマホが登場しておらず主にガラケーでの閲覧でしたね。使用料月額324円、支払いは当初モバペイ、代引きだけでしたが、現在は以下の支払い方法です。

1.auかんたん決済

2.ATM払い

3.クレジットカード払い

4.Apple Pay支払

5.コンビニエンスストア払い

6.モバイルバンキング/インターネットバンキング払い

尚、出品者の落札手数料は車、バイク以外はかかりません。

ヤフオクの手数料が高くなったのもあって、落札手数料無料のモバオクが一時、盛況だった頃もありました。PCはヤフオク、携帯はモバオクみたいな棲み分けがありました。

しかし、メルカリ等のフリマアプリの台頭であっという間に過疎化してしまいました。

出品者、落札者とも少なくなると、当たり前ですが全く売れません。そうなると利用者も増えませんよね。私なりにモバオク衰退の原因を考察してみました。

・メルカリのような直感的操作が出来ない。

・一昔前のサイトデザイン

・メルペイのやり方が分からない。

・支払いにも手数料がかかる。

・落札されても高確率で連絡がない。

・いい加減な出品者が多い。

・売れた時だけ手数料がかかるのでなく、月

    額手数料が毎月発生する。

・圧倒的に認知度が低い(広告費をかけない)

・中の人のやる気がない。

・フリマに対応していない。

ざっと、思いついた事を書き出して見ました。

モバオクもメルカリの前にフリマアプリに舵を切って、サイトのリニューアル、支払い方法の見直し、広告宣伝費増加を行なっていればメルカリのようになっていたかも知れません。

本当に惜しい。DeNAはモバゲーに力を入れていたし実際成功していたので、モバオクは眼中になかったかも知れませんね。

この会社はビッダーズ時代から物販系には弱い傾向です。楽天オークションのように撤退の日も近いかも知れません。

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