日本は本当に貧乏になった。リサイクルショップ目線から

2019年08月29日(木)

日本は本当に貧乏になったリサイクルショップ目線から

ここ数年で日本は更に貧乏な国になったと実感しますが、未だに日本が裕福な国だと思っている人が沢山いるのも事実です?

スーパーに行けば見切り品を奪い合い、生活用品は100円ショップ、洋服はユニクロ、車は軽自動車、外食は回転寿司、ジャンクフードなど挙げればキリがありません。

此れのどこが裕福な国なのでしょうか。

とにかく、みんな凄いケチになったと思いませんか?僕らの仕事は、皆さんの金銭感覚がリアルにわかる商売です。

特に生活家電なんかは如実に現れます。僕がこの商売を始めた頃は、買取の8割くらいは日本製品でした。最近では逆転するんじゃないかという位、中国製品ばかりです。特に一人暮らし用の生活家電は中国製品の独壇場です。

代表的なのはハイアール、アビテラックス  、ハイセンス、アクア、大宇等。昔に比べると品質はアップしたし値段が馬鹿みたいに安い。日本製の一台の料金で二台買えちゃいます。

でも品質は、東芝の洗濯機なんかと比べると中国製のが良いくらい。東芝の洗濯機は品質悪くなりましたね。鉄板ペラペラで運んでる時に普通に凹んじゃいますから。

あと液晶テレビも拘る方、少なくなりましたねー。ドンキボーテで販売しているようなプライベートブランドや中国製品、マイナーブランドなど、本当に増えました。日本メーカーの2432インチの価格で5060インチが買えちゃいます。

品質や見た目より、安さを取るようになったのでしょうか。特に若者はメーカー、国など拘りません。40代以上の方はこだわる方も、まだまだ多いみたいですが。

大手家電メーカーも売れなくて苦戦を強いられています。機能いっぱいの高級家電も値段が高くなりますので、購入層も限られてしまいます。家電量販店も数年後には無くなっているんじゃないかとの予想もあります。

いずれにしても、格安ブランドの家電ばかりになって行く流れは止められないでしょうね。

日本、大丈夫なのか

  |