お店というものは中々、認知されません。

2019年08月20日(火)

今では普通に毎日、何人かのお客様が店頭まで買取品を持ち込んでいただいておりますが、開店してから2年位は全く認知されませんでした。

うちの店は幹線道路沿いで割と目立つ場所にあると思うのですが、それでも、さっぱりでした。勿論、看板も可能な限り大きな物を付けました。

それで、車で前を通るドライバーさんを呼び込めないかなと考えましたが、意外と車の運転をしている時は視野が狭くなるものですし、ましてや、自分に関係ないお店は視界には入ってこないものです。

毎日、前を通るけど気づかなかったと言われた事も何回もあります。飲食店はまた違うのですが、物販系の小規模店はだめですね。あと、商圏の年齢層、所得、流動性等でも大きく変わってきます。

リサイクルショップに適した商圏は出来るだけ20〜40代が多く、大学や会社が沢山あるような流動人口が多い地域が望ましいのです。当店の場合は所謂、土着的な地域なのです。

ただ比較的分かりやすい場所の為、遠方から来るお客様には説明しやすく助かります。また迷わず、ご来店いただけます。

話は戻りますが、これが大手チェーン店の場合は全く話が違ってきます、100〜300坪の大型店舗、好立地、巨大な看板等で新規オープンして、あっという間に認知されていきます。

あと決定的な違いがあるのですが、小さな店は普通名詞、大きな店は固有名刺なのです。これは、ネット検索でも如実に表れまして、地域➕リサイクルショップ等の普通名詞、地域➕店名の固有名詞では、固有名詞の場合、SEOが殆ど関係ない為、圧倒的に有利です。

現在はグーグルプレイス、グーグルマップのお陰で少しは優位性が縮まったとは言え、大手リサイクルショップには、まだまだ届きません。

やはり、長く続けて認知してもらうのが一番なのですが、殆どの新規店は認知される前に閉店するのが実情です。小さなお店は出張買取をメインに運営するのが、しぶとく生き残る方法です。

うちの場合も出張買取メインで、店頭買取をオマケ程度に考えていたのが良かったかも知れません。と言っても、まだまだ満足できる売り上げでもありませんので、やれる事は何でもやって今後も認知度UPを心掛けていきたいと思います。

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